世間がなにやら騒がしい・・・・。
否、浄照寺然り。
「災難に逢う時節には
災難に逢うが良く候
是はこれ 災難をのがるる
妙法にて候。」
と かの良寛さんはいいました。
★ ☆ (・・? (支離滅裂)
包丁で指をざっくり、飛び上がり。
飛び石を受けた車は、傷だらけ。
理由無き 停電さわぎに大慌て。
ニュースを見ては、飛び跳ねる。。。
一つ崩れだすと、止め処なく
心の乱れは周囲に伝染。
違和感と不信感に苛まれ
普段気にも留めなかったことまで
気になりだします。
挙句の果てに、数十年前に破損したと
思われる箇所を見つけ騒ぎ出す。。。
人間は本当に弱い存在。(私)
浮ついた心のまま一日の終わりを迎える。
良寛さんのように、何が起こっても
さらりと受け流す心はありませんが
こんな日になればこそ、平穏な日々が
尊く感じられます。
随分前にお聞かせいただいた歌。
山川の岩間をくぐる 水のごと
易くは行かぬ この世なりけり
身の回りで起こっていることに対し私は、
「物指し」を当て、慮(おもんばか)る。
その目盛りの基準は
「私は正しい。」・「私の都合」と
いう歪んだ目盛り付きの物指し。
それを用いて計った結果は、当然
相手を叩く武器になり、
自らを陥れるもの。
おはずかしい・・・・・。
そんな私が今、
既に許され、
優しく包みこまれているのに
そのことを忘れているだけ。
岩の根も 木の根もあれど さらさらと
ただ さらさらと 水のながるる
私のものさしが、これがまた、相当なものでして、たたく武器以外の何物でもありません。それが延々と続いているんですから!!叩いては、しまった!!叩いては、悪かった!!分かっていれば・・・・
デモ・・・・「デモ」が付く
昨夜の衛星映画劇場、ホント久しぶりにテレビを観ました。
「阿弥陀堂だより」ブログのお仲間が
是非観てくださいと、良かったです。
暖かくて、ほのぼの、人の優しさ、辛さ、切なさ、嬉しさ、背景の素晴らしさ、良かったにつきます。
自信を失ったエリート医師とその夫、寺尾聡、阿弥陀堂を守する、96歳の北林民栄さん、素晴らしい演技、・・・樋口可南子医師・・朝に紅顔ありて夕べに白骨となれる身なり・・・ポツリと
堂守さん、春夏秋冬を人間の一生に例え、冬は里も山もどちらがどうか区別がつかないほどの雪、死もそのような自然なもの・・・うまく説明出来なくてすみません。
天女の影はないかと、隅々までみましたが…
残るは天女の羽衣ばかり、自然の五月の風から生まれた羽衣でしょう。
良きことも悪しきこともありてこの世の物語…