2007年02月28日

2枚目

Cimg2291_2 「二枚目」には縁遠い私が

今年2枚目の暦をめくる。。。

早い。

たった3日、されど3日。

先人のお示しどおり

今月が「逃げ」ようとしています。

幸いなことに今月は葬儀があまりなく

涙することが少なくてすみましたが、

その分、読書やお聴聞に心を手向け

自分自身の今後を確認する時間を

頂戴することができました。

タイトルの「二枚目」は、ご存知の通り

芝居や歌舞伎の美男役役者の看板名を

2枚目に掲げたことに由来します。

しかし、私が思うホンマもんの二枚目は、

顔でなく、男女の区別無く、仏教で説く、

「施(ほどこし)」が

自然に出来る方だと思います。

「無財の七施」(出:雑宝蔵経)

1. 眼施(げんせ)

 やさしいまなざし

2.和顔悦色施(わがんえつじきせ)

 おだやかな温かい表情

3.言辞施(ごんじせ)

 やわらかく思いやりのある言葉遣い

4.捨身施(しゃしんせ)

 自分の体を使って奉仕すること

5.心施(しんせ)

 真心を込める

6.床座施(しょうざせ)

 席を譲る

7.房舎施(ぼうしゃせ)

 雨露をしのぐ場所を提供する。

どれも享受したとき、嬉しい事ばかり。

しかも経済的負担は無し。

なのに出来かねる私って何なのでしょうか。

Cimg2295_2 仏教徒として、

人間として

二枚目に

なりたいと思う。。。。

2007年02月26日

お仏壇の位置

お仏壇の位置や方角について

ご門徒の皆様は、随分悩まれるようです。

新たに設計図を起こし、新築で仏間を

設える時に物理的支障がなければ

手を合わせる方角を西に設置します。

(仏様が東面されます)

これは、お経に示されたお言葉

「阿弥陀さまは西方極楽浄土の教主さま」と

いうことをお敬いの念から踏襲する為です。

しかし、既に建設された家やマンションでは

「お参りしやすいこと」

一番のポイントになります。

「いつでも」おまいり出来る環境と言うことなれば

自ずと場所は決まってきます。

その時は、方角などを気にする必要は

全くありません。

今日は、めでたく家を新築された若夫婦が

入仏法要をお勤めくださいました。

木の香りが漂う 希望あふれる美しいお宅で

Sh530001_3お仏壇を

ご安置された

場所は、

リビングの

TVボードの上。

「ここなら、いつでもお参りできます。」

とニコニコ顔でお話くださいました。

これから刻まれる ご家族の歴史が

仏さまと共に歩まれることを

とても嬉しく思いました。

2007年02月17日

角隠し

しとしとと降りつづく雨の中、

ご法事へと出かける。

今日の話題は、もっぱら

神戸の某神社で行われる

有名人の婚儀についてでした。

神式の結婚式が一般に広まった

歴史は以外に浅く、

(と言っても明治以降ですが)

かつての結婚式は、家の広間で

親族やご近所の方と営まれる

ことが多かったようです。

しかし、結婚式で信仰に導かれた

衣装をつけていたことは、

あまり知られていません。

Kekkonその衣装とは

「角隠し(つのかくし)」。

縁にふれたら、

何をしでかすか 

わからない私、の象徴として使われました。

(家の嫁さんは、隠すことを

 数年前に忘れたようですが (T_T)

この「角隠し」は、元々お寺の説法会の時に

女性は「角隠し」を、男性は「帷子(かたびら)」

を付け、お聴聞していたのです。

それは言うまでもなく、

仏様から見抜かれた本当の

私の姿であり、歎異抄で示された、

親鸞聖人のお言葉

「さるべき業縁の もよおさば

いかなる振る舞いもすべし」という自らを

嗜んで行こう、という尊いお心が

そこに含まれているのです。

Onihebi 婚儀のときだけ、

 お互いの角を

 隠すのでなく

時々、結婚式の写真を引っ張り出して

見ることも大切かもしれませんね。。。。