2007年06月08日
お参りの途中
ご門徒様と出会う。
ひとしきり話をした後、
お別れしました。
。
後姿をお見送りしていたら、その方は
道に張り出したピンク色のアジサイを
ポンポンと撫ぜて、話しかけられていました。
まるで童話の世界で、少女が花と
戯れているかのような光景に
しばらく見とれていました。
御年90歳。
ご主人を戦争で亡くし、
女手一つで子育てをされ、
今は清楚に一人の時間を嗜んでおられます。
こぼれ出るお言葉は、慈愛に満ちあふれ
聞くごとに癒されてしまいます。
美しく歳を重ねる
お手本のようなお方。
尊いお出遇いを
させていただきました。
posted by jsj at 23:22|
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やわらかな心
2007年05月26日
「お仏参(おぶっさん)は、
何故するの?」
子ども会に参加した
児童が先生に質問。
素朴且つ重要なお尋ねに、だんまり・・・・・。
「今こそ!頑張れ」
心の中でエールを送る。。。。。
子ども会のプログラムの中で一番
厳かで我慢を強いられる時間でもある為、
湧き出た疑問とも思いますが
「お寺で遊ぶ」というだけで
子ども会の活動が展開されている
わけではありません。
お寺参りは、大人・子どもに関係なく、
とても大切な事です。
では何故?
仏さまのお心・願いを聞かせて
いただくためです。
お参りしたから賢くなるとか、
勉強できるように
なるとか言うわけでありません。
ましてや、私の願い事をする為に
お参りするのではありません。
そのままの私を既に丸抱えて下さっている
仏様を私の私利私欲を満たす
道具として考えることは勿体無いことです。
あ、
児童の質問の意味は単純。
足の痺れと難しい話を回避するための
方策だったようです。。。。
そんな心も
仏様は見通され
ニッコリと
微笑んでくださいます。
posted by jsj at 20:06|
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やわらかな心
2007年04月25日
昨夜からの雨が、午前中降り続き
肌寒い一日になりました。
初夏の装いとストーブからの熱風。
どこか可笑しい風景。
その上、寺務所の隣に位置する居間では
中学生の息子たちがゲームに嵩じています。
家庭訪問週間らしく、半ドン・・・・・・。
ここぞとばかり遊び呆けております。
背も高くなり声変わりして存在感
たっぷりなのですが
漏れ聞こえる会話は、
「お子ちゃま」
エリックカールの絵本
「はらぺこあおむし」を広げて
「俺知ってる!」と物語を語ったり
「君のゆくみちは♪」を歌いだす始末。。。。
なんと平和な光景。
皆、優しい環境でお育ちになられたようです。
ですが、来年 中3 で・す・よ。
大丈夫?
喉元まで
出かかった言葉を
飲み込むことは、
簡単ではありません。
posted by jsj at 16:02|
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