2007年03月24日

彼岸明け

今朝は、雨降り前のむせるような

土の香りに包まれていました。

四季があるお陰で、享受することが

多数存します。

「冬の後には、春が来る。」

小学校の時にこの言葉にであいました。

今考えれば思い出すこともできないような

些細なことだったのでしょうが、

当時は真剣に悩み、天井にこの言葉を

大書した物を貼り付け、寝る前に

睨みつけていました。

「冷暖自知」(れいだんじち)という

禅語もあります。

本義:水の冷暖は、呑んだものにしか

わからないように、さとりを得る為には、

自らの実践なくしてはありえない。

という非常に厳しいお言葉です。

とうてい出来かねる私ではありますが

なにかしら惹かれるお言葉です。

冬には、炭をいこす香り、餅の焼けるにおい。

かす汁、おくどさんの薪の香り。

セーターの樟脳のにおい、

冷たい風の香り。

Cimg2402春は、

土のかおり

花の香り

草のかおり

雨の香り

夏は、地面のかおり、虫のにおい、

牛の匂い、海の香り、果実のかおり、

汗のにおい、干したての布団のかおり。

秋は、落ち葉のにおい。焚き火のかおり。

夕焼けの香り。

現在の日本では、除菌・消臭が

異常なほど大流行していますが、

匂いのもたらす恩恵も大なり。

Cimg2405雨の彼岸あけに、

鼻腔をくすぐられ

ふと考えてしまいました。

posted by jsj at 17:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 季節・暦・気候

2007年03月07日

は〜るよ来い

「お水取りが終わらにゃ春は来ない」と

奈良の皆様は仰います。

その数日後

「やっぱり、お彼岸さんまでは春じゃない」とも

仰います。

じゃあ、いつから春?

と、そんな穿った感覚より、

その感性には、頭が下がる思いがします。

以前、聞いた話ですが。。。

理科の授業中に、先生が窓際に積った

雪を手ですくい、生徒に向かって

「この雪が融けたら、何になる?」と

質問されたそうです。

生徒は口々に

「水になる」とか「H₂O」などと

答えたようですが、ある生徒は

「雪が融けたら、春になります!」と

答えたそうです。

素晴らしい。

試験でこの答えは、正解となりませんが

この感性には、ぬくもりが存在します。

心豊かに暮らすことは、誰もが望むことですが

Cimg0000260_10感性を磨く稽古を、

怠っていれば

「あたりまえ」と

目の前を

素通りしてしまいます。

気づきの日暮しを心がけ

感動ある時を過ごす素晴らしさを

冷たい風が教えてくださいました。

posted by jsj at 18:12| Comment(5) | TrackBack(0) | 季節・暦・気候

2007年02月05日

撮影大会

近頃、息子が

「カメラの確認をしておいて!」

と言うことが増えました。

デジカメの撮り放題環境を

楽しんでいるようです。

被写体の傾向が、親を脱皮し

あらたな感動を切り取る瞬間が来ることを

密かな楽しみにしています。

さて、問題です。

Cimg2047_1Cimg001304  。

本日の二枚の写真、

どちらが写した梅でしょうか?

正解者には、お寺への招待券を

もれなく進呈いたします。

posted by jsj at 22:59| Comment(11) | TrackBack(0) | 季節・暦・気候